ライフセービングとは?

ライフセービング活動は、水辺の事故をなくすことを目的とした活動であり、事故防止のための監視や指導、救助、一般市民への教育や啓蒙を行っています。海水浴場やプール・湖沼での溺水事故防止には、地方自治体・観光協会などが、それぞれに監視員を置く方法でなされてきました。また、いったん発生した事故に対しては、警察や海上保安庁などが救急隊と協力して当たってきました。

しかし、欧米やオーストラリアでは、「ライフセーバー」「ライフガード」と呼ばれる、特殊なレスキュー技能と体力・素養を持った人員がそれぞれの浜で自主的あるいは公務員として活動し、溺水事故の防止とレスキューに従事してきました。彼らは、地元の社会に浸透し、多くは地元のひとびとで構成され、幼少時から老年期まで、生涯にわたる活動としての意義を獲得しています。ライフセーバーといえば、子供たちの憧れの的ともなっているのです。

現在、40余りの協会公認クラブが全国に展開され、近畿地方では、大阪ライフセービングクラブがその大阪支部として西日本全体の中核としての位置づけを担っています。日本各地や海外のライフセービング団体と交流を深め、最新の技術・知識を導入し、常に最良のライフセービング・サービスを提供できるように準備しています。民間の自発的サービス活動であるライフセービングは、ある特定の団体の利益や権利を追求することはありません。

ライフセーバーとは?

任務にあたるライフセーバーは、日本ライフセービング協会の講習会を受講し、その試験に合格した有資格者で構成されます。この資格には、次のものが要求され、一定レベル以上に達した者にそのライセンスが付与されるのです。大阪ライフセービングクラブでは、このライセンス取得のための「講習会」を開いています。ライフセーバーは、水辺の安全と快適さを保全するために下記の項目について活動しています。

  • 事故防止のための監視
  • タワーと呼ばれる見張り台からと、波打ち際のパトロールにより、危険の防止と早期発見に努めます。

  • 事故発生時の救助
  • 万一、溺水事故が発生した場合、レスキューボードやレスキューチューブなどの器材を用いて、いちはやく溺者にアプローチし、救助します。必要なら心肺蘇生法も施行します。同時に、救急車の手配や二次事故の防止などにも留意します。蘇生法を含む救助処置は、医師や救急隊に引き受けられるまで継続して行います。

  • 安全指導と啓発運動
  • ビーチをきれいに保つため、清掃やクリーンキャンペーンを行ったり、子供たちにゲームや紙芝居などを通して海での安全を指導したり、レスキューの模範演技を行うなど、快適な環境のための啓発にも努めます。

  • ファーストエイド
  • 小さなけがやクラゲ刺創、熱中症などに対して、応急処置を行います。

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    監視活動風景